インタビュー

大使インタビュー

第6回
タンザニア大使 サロメ・T・シジャオナ
~キリマンジャロコーヒーで有名なタンザニア。弊社代表前山と今のタンザニアを語る~

タンザニア大使 サロメ・T・シジャオナ氏
前山氏 前山
タンザニアでは金の採掘が近年活発に行われていると聞いていますが、
開発の状況はいかがでしょうか?
 タンザニア大使 大使
タンザニアではオーストラリアやカナダなど
外国資本の大企業も金鉱山の開発を始めていますし、
タンザニア地域密着の家族経営をしている会社など
さまざまなタイプの会社が金の開発にかかわっています。
前山氏 前山
タンザニアでは日本車が受け入れられるマーケットはありますか?
 タンザニア大使 大使
タンザニアの自動車の80%は日本車です。
日本の自動車が受け入れられやすい環境が整っています。
まだまだ中古車が多いですが、状態の良い車や修理の際のスペアパーツが
しやすい車は売れやすいと思います。
生産されて10年を超える車は、販売には適していませんね。
日本の会社でもタンザニアに支店を開いている中古車会社があります。
前山氏 前山
タンザニアの特産品をお聞かせください。
 タンザニア大使 大使
タンザニアではコーヒー、お茶、カシューナッツが有名です。
三菱商事がキリマンジャロコーヒーを取引しています。
ロブスターなどの新鮮な海産物も豊富です。
他にも大豆などの農作物も広く一般的に作られています。

前山氏 前山
日本に対する印象をお聞かせください。
 タンザニア大使 大使
日本に来てまだ3ヶ月ですが個人的な感想をお伝えします。
日本人はまじめに一生懸命働きますね。
日本の政府とは良い関係を築いており、インフラの整備などの
サポートを受けています。
住友商事や三菱商事などの商社やパナソニックなどが進出をしています。

日本の企業は技術力が優れていると思います。
たとえば、住友化学がオリセットネットというマラリア対策のための
蚊帳をタンザニアで生産をして販売をしています。
現地での評判も良くマラリア対策をするのに、
非常に優れた製品だと思います。
前山氏 前山
中国の企業が多数進出していると思いますが、
日本の企業が進出するチャンスはありますか?
 タンザニア大使 大使
中国企業と日本企業は競合しないと思います。
日本の企業は技術力や製品の品質が中国企業と比べてとても良いです。
日本は太陽光発電など次世代のエネルギーシステムを牽引しています。

中国の企業の特徴は意思決定が早いことですね。
日本の企業は中国の企業と比較すると意思決定が遅いと思います。
他の企業の出方を伺って、他の会社が進出しないなら、
自分達も行かないという気質があります。

アフリカにはビジネスチャンスがたくさんあります。
10年後の世界を見た時に、アフリカが今よりももっと
大きなマーケットになっていると思います。
是非日本の会社にタンザニアでビジネスを展開して欲しいと考えて います。
前山総評

タンザニアは内戦や紛争なども無く安定した
国です。
みなさんが一般的にアフリカと聞いて思い出す
『紛争が多く政治的に安定していない国々』という
イメージとはかけ離れています。

住友化学がマラリア予防の蚊帳オリセットを現地で
製造しているのは有名な話です。

最近は国として金の採掘にも力を入れており、
アフリカ大陸では南アフリカ、ガーナに続く
金の採掘量を誇っています。

日本の技術や品質に対する理解度も高いので
アフリカは進出するのにリスクが大きいと考えている企業の方にも進出しやすい国ですね。